Panameraでミーティング

せっかくPanameraを貸してくれたので、これでミーティングに行きました。
基本的にスポーツカーが主流のミーティングで、このような4枚ドアのクルマは珍しいからです。多少の宣伝の手助けになったかもしれません。
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ディーラーがドライブに行くことを勧めてくれたので、これで軽井沢にも行ってみました。
スポーツ性の高さがセールス・ポイントのようですが、ホイールベースが長くて、車重もそれなりにあるので、エンジンパワーがあっても軽快感には乏しかったです。しかし、GTカーという位置付けなら、これも良いと思いました。高速道路の移動は楽です。
ハイブリッド・システムはうちのVOLVOのTwin Engineの方が切り替えがスムーズでした。この辺が、最近のクルマのチューニングの要だと思います。電動モータからエンジンに切り替わったことが体感できるのは、少し興ざめ。

ちなみに、うちのVOLVOの充電プラグを挿してみたところ、問題なく充電できました。しかし、一晩充電しても100%にならないので、バッテリーが劣化しいるのかもしれません。まだ、2万キロ程度しか走っていないのですが。
バッテリーでの走行距離は40km程度で、最近のPHEVにしては短めな気がします。
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世界で一番有名なタイムマシン

東京駅の八重洲口に展示されていました。劇団四季がミュージカルにしたみたいですね。
カーショウ以外の場所で見かけるデロリアンは大抵タイムマシンに改造されていますね。一体、何台のデロリアンが改造されのか。
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ちなみに、中国人にこれを見せても、デロリアンという車名どころか、タイムマシンであるということも知りません。スターウォーズもトップガンも、彼らは知りません。話が通じなくて、つまらないです。

[Cayman] 検査レポート

Caymanを車検に出したポルシェ・センターから車検整備の検査報告ビデオが届きました。
こういうサービスは初めてです。

6ヶ月前に、車検前点検に出していたこともあって、何も問題はありませんでした。まあ、新車からの初回車検ですから、普通は何もトラブルはないですね。

ビデオの中でチラっと映る911 Dakar。
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隣には、おなじラバ・オレンジの911 GT3RS。
このGT3RSはポルシェセンターに来た時に良く見かけます。購入時期が同じで、点検時期も被っているのかもしれません。
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車検費用ですが、24か月点検はPSMP(Porsche Scheduled Maintenance Plan)に含まれているので、検査費用だけだと約4万円。安くはないですが、まあ常識の範囲内ですかね。車検に関してはポルシェだから特別高いということはありません。
高額なのは、2年分の延長保証とPSMPです。これらは不要と判断すれば、支払う必要はありません。今後、ポルシェセンターではなく、専門ショップや一般の整備工場に出すつもりであれば、辞めてしまっても良いでしょう。私は継続することにして支払いました。合計すると、そこそこの金額にはなってしまいます。

車検の代車はPanamera PHEV

Caymanをいつものポルシェ・センターで車検に出しました。
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車検の代車はPanamera 4S e-hybrid。すなわちPHEVです。
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試しに、VOLVOの充電コネクタをつなげてみたら、ちゃんと充電できました。電気での走行可能距離は40km。今どきのPHEVにしては、ちょっと少なめです。100kmくらいは走れるのかと思いました。
そして、走行距離は2万km程度なのに、もうバッテリーが劣化しているみたいで、満充電になりません。
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さすがにPanameraは大きくて、妻が使いにくいというので(Caymanは妻の愛車)、しばらくは私がPanameraを使って、妻にはVOLVOに乗ってもらいます。
ネットで調べたら、このPanameraはオプションも含めるとCaymanの2倍以上の価格。贅沢な通勤車です。
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コネクタ付きのスピーカー・ケーブルが届いたので、ラジオとスピーカーを接続します。
注文したケーブルは左右で1パックだと思っていたら、実は1本しか入っていませんでした。そこで、今日は右側だけつないで、左側は後日にします。実際、ラジオは全然聞かないので、特に困りません。

右側のスピーカーケーブルのコネクタはここ。
繰り返しますが、この線雑な配線は、これで純正です。1960年代のクルマの配線はこんなものだったのでしょう。
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1968年当時のラジオが復活しました。日本とアメリカでは、少し放送局の帯域がずれていますが、問題ありません。

次に、センタークラスターを新品にしたら消えなくなってしまったシートベルト警告灯を修理します。
このシートベルト警告灯は現代車のようにシートベルトを締めると消えるのではなくて、IGNをONにする度に点灯し、その下の”PUSH”というボタンを押すと消える仕組みです。意味ないような気もしますが、たぶんシートベルトの装着義務化が始まった頃に、法規の要件として必要だったのでしょう。
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構造を調べると、スイッチの押し込み量が足らなくて、接点を押せていないのが原因だとわかりました。旧部品と新部品でスイッチの形状はほぼ同じ。
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問題は、センタークラスターの方にあって、スイッチの窪みの高さが違いました。新しい方は、この窪みが浅くて、スイッチの押し込み量が1.8mmほど少ないのでした。
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対策として、スイッチ側を削って、押し込み量を確保することにします。新旧どちらのスイッチを削るかですが、旧スイッチは”PUSH”の文字が彫り込んであるのに対して、新スイッチは印刷です。だいぶ雰囲気が違ってしまうので、旧スイッチを加工して使う事にしました。
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左が加工して押し込み量を増やしたスイッチ。
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加工済みの旧スイッチを新センタークラスターに取り付けて、期待通りの動作をすることを確認して、完了。
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これで完全に元通りです。あとは、左のスピーカーケーブルが届いたら交換すれば、完成します。この段階でも、右スピーカーだけで、ちゃんとラジオは鳴ります。

シーズン開始

今年も、芝生の手入れをするシーズンがスタートしました。

冬の間、ほったらかしだった芝生には雑草が生えまくりです。
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芝刈り機で冬枯れした芝生と共に、雑草も刈ってしまいます。
そのあと、除草剤と肥料を撒きます。
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芝生の雑草取りに苦労している人がいますが、いちいち手で雑草を抜かなくても、この方法を使って、この後は芝刈りをまめにしていると、雑草はなくなります。手間をかける必要はありません。自然に対して科学と文明で立ち向かうのが人間の正しい姿勢です。

そして、まるに芝刈りをするのが面倒なので、ロボット芝刈り機のハスクバーナ君をセットしました。今年も活躍してくれるでしょう。これ、本当に便利です。芝生の庭の人には、超お勧め。
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スマート・ウォッチ

前回の記事では、機械式腕時計を購入したことを書きましたが、そのきっかけは愛用しているスマート・ウォッチを買い換えなければならなくなったからです。
今まで使っていたスマート・ウォッチはHUAWEI Watchc3。2021年の11月に初めて中国に行ったときに、上海にあるHUAWEIの旗艦店でスマホのP50 Proと一緒に購入したものです。それから3年ちょっと使って、電池が10時間もたなくなりました。朝、100%の充電で家を出ても帰宅まで電池が持ちません。
それで、買い替えを検討しているときに、やっぱり機械式はいいなぁ、と寄り道していたら物欲に負けてしまったというわけです。

しかしやはり仕事においては。機械式腕時計は役に立たず、スマート・ウォッチが必要です。というわけで、仕事用にスマート・ウォッチも買いました。先日購入した機械式腕時計は休日用です。

購入したのは、HUAWEI WATCH GT 5 Pro。
デザインは前モデルのWATCH 4の方が好みなのですが、デジタル・ガジェットはデザインよりも新しい事の方が優先度が高いので、最新型にしました。ダイヤルデザインは、まだコレといったものが見つからず、とりあえず購入したものです。とても多くの種類があるので、気に入ったデザインが見つかるまでに、時間がかかりそうです。
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今回は、日本のHUAWEI正規店から購入したのですが、失敗だったかもしれません。というのも、日本仕様は中国仕様とくらべると機能が大幅に削られているみたいなのです。3年半前に購入したWatch 3でも、腕時計単体でWiFiやe-simによる単体接続ができたのに日本仕様Watch GT 5 Proには、それらの項目がありません。また、WeChatのアプリがあったのに、App Galleryに見つかりません。たとえWare OSでなくても、これらの機能があるからHUAWEIにしたのに。特に、WeChatアプリは、スマホが手元になくても中国では腕時計だけで支払いができるので、とても便利なのですが。
結構高かったので、買い替える前に、中国仕様にできないか探ってみます。こういうのは、ハードウェアは共通で、ソフトウェアで機能を削ったりしていると思うのです。初期設定で、使用地域を中国に設定してみるとか。

装着してみると、こんな感じ。
外側のベゼルは回転するわけでもないので、邪魔ですね。
余談ですが、私は腕時計を右手に着けます。そのため、時々「左利きですか?」と聞かれるのですが、右利きです。推理ドラマの定番ネタとなっていますが、右手に腕時計をしているからと言って、必ずしも左利きとは限りません。
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それから、私はスマホ2台持ちなので、もう一台のスマホのためにSONYのwena 3をバンドにしています。
残念なことに、wena 3は来年の2月末にサービスが終了して使えなくなってしまいます。後継機は出ないみたいですし、他のメーカーから似たようなコンセプトの時計もないので、困っています。せっかく、SONYらしく他社にはない新しいコンセプトの機器だと思うのですが。宣伝が足りなかったのか、特許で保護しすぎて他社が同じコンプトの機器を作れなかったのかもしれません。
スマホ2台が接続できるスマート・ウォッチをどこかが出してくれないかなぁ。わりと需要はあると思うのですが。
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機械式腕時計

追記(2025.4.13):
この時計は「ベル&ロス」というフランスの高級ブランドのデザインに酷似していることがわかりました。いわゆるコピー品になりますが、販売目的ではなく個人で使用している事には罰則はないそうです。ただし、税関で没収されます。
--追記終わり--

スマートウォッチはとても便利で手放せないのですが、最近になって機械式の腕時計が気になるようになりました。スマートウォッチは、大体2~3年で電池の持ちが悪くなり、機能的にも最新型に見劣りするようになります。長く使えるものではありません。
一方、機械式の時計は適切なメンテナンスを施せば、何十年にもわたり使い続けることができるし、機能が時代遅れになることもありません。すなわち、気に入ったら一生ものなのです。
クルマと同じですね。クラシックカーはこの先100年経っても走らせられますが、最新の電気自動車はバッテリーがダメになったり、新型が出れば見劣りするようになります。

そんな事を考えながら、機械式腕時計のサイトなどをあちこち見ていると。そのうちにFace Bookの広告が腕時計だらけになるわけです。Face Bookの広告は怪しいものが多いので、利用することはないのですが、とある広告に出ていた腕時計のデザインに惹かれました。
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カ、カッコイイ!!
もしかすると、有名ブランドのデザインのパクリなのかもしれませんが、腕時計に特に詳しいわけではないので、わかりません。しかし、そうだとしても私はこれを見てカッコいいと思ったのです。Face Bookの広告の通販なんて、ほとんど詐欺ばかりだろうと思ってましたが、諦めることができる程度の価格だったので、ダメ元で購入してみました。中国メーカの中国発送なので、届かなかったりインチキなものが届くのも覚悟の上です。

はたして、予想外にも1週間程度で広告写真通りのものが届きました。
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第一印象通り、カッコいいです。仕上げも普通に満足できるレベルです。上の写真では、傷がついている箇所がありますが、目視では気が付かないですし、そもそも上の写真はすでに丸一日使用した後に撮ったので、私自身が付けた傷かもしれません。ただし広告で「チタン外骨格」と書かれていましたが、たぶんステンレス製。それとタキメータが付いているので、もしかしたらクロノグラフかもしれないと思いしたが、赤い針はただの秒針でした。リューズの上下にスタート・ストップやリセットのボタンが見えるのですが、これはフェイクでした。しかしまあ、クロノグラフは日常で使う場面はほとんどないですし、まあ特に気にしません。9時の位置に付いている針も秒針ですが、どうせ赤い針が秒針ですから、ここにはパワーリザーブなどを表示してくれたら良かったのに。
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それと、クロノグラフがフェイクだったらこのようなプラスチックのアクセントは無い方がカッコ良いのに、と私は思います。

というような、いかにも謎の中国製らしいところはありますが、概ね満足です。
このようにテンプや脱進機が動いているところが見えるのも、メカマニアには楽しいです。
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部品に機械加工の曳き目が見えますが、何十万円とか何百万円とかする時計は、こういう部品が磨かれているのかもしれません。
スマートウォッチでも、内蔵機械部品が動いているように見えるデザインを選ぶことができますが、本物にはかないません。この小さなケースの中にこれだけの小さな部品が動いていると思うだけで、満足度が高くて、何度も眺めてしまいます。
仕事のときは、チャットの通知を逃さないためにスマートウォッチは必須ですが、休日にチャットの通知から解放されるときには、こういう機械式時計が良いと思いました。

腕時計というと世の中には数百万円以上するものもありますが、そういうものには興味がありません。5万円以下くらいの機械式時計という縛りで、気に入ったもの買い集めてその日の気分やTPOに合わせて付け替えるのは、案外楽しいかもしれません。

故宮博物院

北京に来たなら、故宮博物院は必見。北京の中心にある明・清王朝時代の皇宮です。世界最大の皇宮だそうです。映画「ラスト・エンペラー」で、最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の生涯が描かれましたが、その前半の舞台になったところです。
映画はセットではなく、実際に故宮博物院で撮影されたそうです。

私は中国の歴史についてほとんど知りませんが、故宮博物院を見に行く前に「ラスト・エンペラー」を観ました。
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そのため、結果として聖地巡礼となり、見学していると
「あ、ここは映画のあのシーンの場所だ」
ということがわかり、大いに楽しめました。
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ところが、中国政府全面協力によって撮影され、アカデミー賞を受賞したにもかかわらず、中国人は、映画「ラスト・エンペラー」を知りません。

そしてこの後、天安門広場を見にいったのですが、入場料などはないものの、入場には事前登録が必要ということで、入れませんでした。せめて広場を外からでも見たかったのですが、広場の前の歩道も公安によって閉鎖されていて、まったく見ることはできませんでした。天安門周辺の警備は厳しくて、私のような外国人はあの事件の事を今でもひきずっているのかと考えますが、中国人はただ観光客が多いから制限しているだけだと思っているみたいです。
北京には仕事で来たので、いつもの通訳も同行していたのですが、彼女に天安門事件を知っているか聞いてみたら、名前くらいは知っているものの何があったかは知りませんでした。これについて、それ以上のことを話すのは危ないらしいので、ここで話を終わりにしましたが。
あれはちょうど私が大学生のときだったので、TVの中継で同じ年代の人たちが大変な事をやっているのを見て、ずいぶんと衝撃を受けたのを覚えています。だから、あの事件の舞台となった天安門広場を一目見ておきたかったのですが、残念ながら叶いませんでした。次回に持ち越しです。

もちろん、北京ダックは食べました。
だいたい、地名が付いた食べ物は、その地名の場所に行くと存在しないか名称が違うものなのですが(アメリカにアメリカン・コーヒーはないですし、フランスにフレンチフライはありません。ナポリに行ってもナポリタンはありません。)、北京ダックは北京にちゃんとありました。

万里の長城観光

私のオフィスは深圳なのですが、チームメンバーの一部は北京を拠点にしているので、北京に来てみました。そして、せっかく北京に来たので、週末に「万里の長城」を観光しました。
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日本では「万里の長城」と言いますが、中国人は「長城」とだけ言います。「万里の」は基本付けません。そして、「長城」と言っても、実際にあるのは国境の壁だけで城はありません。中国語の「城」は、城壁を意味するのだそうです。

さすがに世界遺産になっている有名観光地だけあって、とても混んでました。
「2千数百年も前の人工建造物が残っているなんて凄いなぁ。」
などという感慨にふける事もなく、ただひたすらに前の人に続いて階段や急坂を登ったり降りたりします。
階段はすり減っていて、しかも段が揃っていないのでとても危険です。世界遺産だから安全性確保のために修復したり改造したりすることが出来ないのでしょう。絶対、毎年事故が起こっていると思います。
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中国には
「不到长城非好汉」(訳:長城に至らずんば好漢にあらず」
ということわざがあって、小学校の教科書に必ず書いてあるそうです。
伝えようとしているのは、
「初志を貫かないものは立派な人間ではない。」
という事らしいですが、私は言葉通りに実際に長城に至ったので、立派な人間になったということですね。
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